
初心者はまずはただ巻き!
なんてよく聞きますがさっそく落とし穴にハマっていませんか?
実はただ巻きは基本にして一番難しいルアーアクションなんです!!
重要なのでもう一度。
ムムッ!難しいんです!!(楽天カードマーン♪)
『ただ巻くだけじゃんユッケジャン』
と思ったそこのあなた!!
そのうち後悔しますよ?
そのうちね(笑)
ということで今回は
- なぜ一番難しいのか?(ただ巻きの基本)
- 練習法
- 実践
この三点に絞ってお話していきたいと思います(`・ω・´)ゞ
ただ巻きに応用はいらん!!
ただ巻きの凡事徹底に努めるべし!!
凡事徹底とは、、、
「何でもないような当たり前のことを徹底的に行うこと」または「当たり前のことを他人の追随を許さないほど極めること」
いざ、【ただ巻きの極意の間】へ、、、
それでは、行ってみよう。
完璧なただ巻きとは
まずは『ただ巻きで何を目指すか』ですが
完璧なレンジキープ
ズバリこれですね!
「なんだそんなことか」と思うかもしれませんがこれがいっちゃんムズイのよ
解説していきましょう!
ただ巻きは何故難しい?
一番簡単そうなのに、何も考えずにできそうなのにって思いますよね。
そこが落とし穴で何も考えずに巻いているといつの間にかルアーは表層近くまで上がっていた!なんてことも。
活性の高いヒラメは表層まで浮いてバイトしてくるなんてことも全然ありますがやっぱり基本は
ボトムから50㎝~100㎝ほどを狙いたいですよね。
リーリング速度は足場の高さや水深によって変わる
当たり前ですが水深が浅いところからルアーを引いてくるのと水深の深いところからルアーを引いてくるのとではルアーの浮き上がり方が変わります。
水深が浅い場合
ルアーの持ちあがる力がほぼ働かないのでリーリング速度はかなり速くなります。
もしくはロッドを上にあげた状態で巻いてくると少しゆっくり巻けますね!
水深が深い場合
ルアーの持ち上がる力が大きく働くのでゆっくり巻いてきても勝手に前に進んでくれます。
ロッドを下にして巻くと浮き上がりが少し無くなりますね。
ちょっと数学的なので言葉に表すのが難しいですがそういうことです(笑)
自分の立ち位置と水深によって巻き速度を変える必要があるんです!
水深の浅いところと同じ巻き方を深場でやるとルアーはあっという間に表層まで浮いてきますしその逆だとずっとボトムを引きずってきてしまいます。
大切なのは高さと深さを開始2~3投目ほどで把握することです。
水深を調べる
ここで少し余談ですが水深はどのように把握するのかですが
一番手っ取り早いのはルアーが着水してから着底するまでのカウントを取ることです。
これをいつでも一定のカウントが取れるように練習しましょう!!
指でトントン数える人もいますし頷きながら数える人もいるので人それぞれですね。
ちなみに僕は指トントン派です(笑)
やり方
やり方は
- キャスト
- 着水&カウントスタート
- すぐに糸ふけだけ取る
- すぐにベール起こす
- 着底
こんな感じです
赤文字の所は慣れないうちはごちゃごちゃしやすいので練習しましょうね♪
さあ水深も分かったので実践編に、、、
とその前にもう一点ありますね!
リーリング速度はルアーの重さ種類によっても変わる
ここがまた難しいポイントなんですよ!!
重さは理解しやすいかと思うんですがキーポイントはルアーの種類なんですね!
ルアーの重さ
これは単純で軽ければ遅く巻いて重ければ早く巻けばいいです。その重さによって巻き速度を変えましょう♪
初めのうちは着底がわかりやすい30g~40gを使って感覚を掴むといいです!
ルアーの種類
シンペンとメタルジグだと全然違いますし同じメタルジグでも浮き上がりやすい物と浮き上がりにくい物があります。
初心者のうちは『あれもかっこいい』、『これも釣れそう』といろんな種類のルアーを揃えがちです。
もちろんそれでもいいですがそれぞれに適性の巻き速度(一番泳ぎが良くなる速度)があってすべてを理解するのはちょっと大変です。
↑ここテストに出ます(笑)
一種類に揃えられればいいですが『もう手遅れです』という方は自分の一番扱いやすいパイロットルアーを必ず用意しましょうね♪
ちなみに僕は手遅れ組でしたが二年目にしてほぼ統一されましたよ(^^
見た目もかなりすっきりしておすすめです!
レンジキープ練習方法
さあお待たせしました!
ここからは見えない海の底でルアーの位置を把握するにはどうしたらいいのか?
ですが方法は一つしかないですかね。
ボトムの着底を利用します。
こんな感じ。
- 水深を確認
- ボトムをぎりぎりズル引きする速度を見つける
- 少し早く巻いてみる
- 着底させる
- 着底までのカウントを取る
一気にポイント解説しますよー!
水深を確認
これはさっきやったので割愛します
ボトムをぎりぎりズル引きする速度を見つける
一定の速度でズル引きさせてズル引きしなくなる速度まで上げていきましょう。
少し早く巻いてみる
ズル引きしなくなったらその速度をキープ!
着底させる
ストップを入れてまたボトムを取ります。
このときすぐに着底すればボトムキープは成功です!!
着底までに0.5秒以上かかった場合はそのリーリングを続けていればどんどんレンジが上がっていくので調節が必要ですね!
うまくレンジキープすることが出来たらあとは狙うターゲットや時間帯によってレンジを変えていきましょう!
実践でレンジキープする
では実際にどの位置でレンジキープするかですね!
今回はヒラメ狙いですがどんな釣りにも通用するので頑張ってマスターしてくださいね!
- 表層をキープ
- 中層をキープ
- ボトムをキープ
この3つを完璧にこなせればもう勝ち組です!!
表層をキープ
表層をキープするにはボトムズル引きと逆のことをします!
ズバリ水面から飛び出ない速度を把握することですね!
これだけで表層は引いてこれます。
ルアーが足元に近づくにつれて速度を落とすかロッドを下げて対応します。
中層をキープ
中層を一発で出すのは着底までにかかった”カウント„を利用します!
着底まで10カウントであれば単純に中層は5カウント目で巻き始めればオッケー!
表層とボトムの中間の巻き速度を意識すればレンジキープできますね♪
ボトムをキープ
ボトムはストップ&ゴーの着底を利用してレンジを確認します。
急にストップ&ゴーが出てきましたが巻き回数によって浮き上がらせるということですね!
ストップしてすぐに着底すれば30㎝~50㎝程度といったところですね。
『いーーーち』ぐらいのカウントであれば50㎝~80㎝ほど浮いていると言ってもいいでしょう。
ここは使うルアーでフォールスピードが違うのでカーブフォール時に1秒でどれだけ沈むのか、もしくは100㎝沈むのにどれだけの秒数がかかるのかルアーごとに調べておきましょう!
最後に
こんな感じで今ルアーがどこにいるのかどのレンジをトレースしているのか分かると狙いたい場所をピンポイントで狙えるようになります。
たまたま釣れたヒラメが狙って釣ったヒラメになりますね!!
またただ巻きでレンジキープすることが出来るようになるとヒラメだけではなくシーバスや青物なんかにも通用するので身に着けておいて損はないです!
ルアーフィッシングの基本動作になるのですべての釣りに活かせますね!
釣りをしながら『そういえばこんなこと言ってたなー』とか思い出してくれると嬉しいです(^^
ではまた!
今日もありがとうございましたー
”ただ巻き”はただ巻くだけじゃないぞーー!!
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