道新電子版より一部抜粋
北海道漁協組合長会議が16日、札幌市内で開かれ、漁業経営の安定・強化に向けた取り組みなど決議案4本を採択し。遊漁船・プレジャーボートによる事故や漁具被害の防止などを図ろうと、遊漁に関わるルール策定を初めて盛り込んだ。
ということでそのことについて少し解説と個人的な意見もお話していこうと思います。
今回僕ら釣り人に直接関係のありそうな内容はこちら。
- 沖合・沿岸域でのサケ・マス釣りの全面禁止措置を含むルールを早急に設ける
- 魚やごみの投棄に対する罰則強化
- 事故時に救助に対応する漁業者の負担軽減の制度創設
一つずつ見ていきましょう。
沖合・沿岸域でのサケ・マス釣りの全面禁止措置を含むルールを早急に設ける
今までは“河口規制”があって釣り人が乱獲したりひっかけ針を使用した釣りに対して北海道の対策がなされていましたが今回は釣り全面禁止もあり得る内容となりました。
きっかけになった理由は分かりませんが前からサケ釣りにはあまり良い噂を聞かないのも事実でした。
- ひっかけ針を使ってサケの体に針をひっかけて捕獲する
- ルアーなど適切な方法で釣ったサケでも腹だけを裂いて魚体は海、海岸に捨ていくらだけを持ち帰る
- 1年間ずっと物を放置して場所取りをする。
- ごみのポイ捨て
- 駐車スペースの問題
- 釣り人同士のトラブル
ただこれはあくまでも一部の人による犯行なんですが場所によっては【一部】ではなく【半数以上】という場所もあります。
もちろん健全にルールを守って楽しんでいる釣り人も多くいて北海道では本当に人気ナンバーワンの釣りのターゲットだと思います。
僕はそんな理由もあってほとんどサケ釣りはやらないのですがマスは狙いますから全面禁止は本当にさみしいですね。
サクラマス釣りはサケ釣りほど人気もなく時期的にも『修行だ』と言われるほど厳しい状況で釣りをするので本当に釣りを愛している人、ルアーフィッシングが大好きなひとばかりが釣り場に集まるので釣り人同士結構バランスが取れている気がします。
サケ釣りではその中にも釣り好きではなく”いくら好き”の人たちが混ざっていますね(笑)
結構しっかりした上級者の装備で違法行為をしている人もいますからいくらの魅力はなんとも、、、
魚やごみの投棄に対する罰則強化
釣り場の使い方でずっと言われているのが『ごみのポイ捨て』、『車の駐車位置』ですね。
漁港に平気で釣り具のごみを捨てる人もいますしタバコの吸い殻なんかもよく見かけます。
これに関しては初心者、上級者関係なしによく見かけるので釣り人の皆さんは注意が必要ですよね。
ラインを結んで余った2~3cmのラインもしっかり持ち帰るぐらいの気持ちで(当たり前だけど)いれば大きいゴミなんて特に捨てることなんて精神的に出来ない気もしますが。
漁港内の駐車位置や路上駐車なんかもよく取り上げられていますが、自分が安全だと考えるだけではなく周りがどう思うかが重要です。
実際に昨年積丹方面で釣り人の利用方法が悪すぎて漁港の駐車スペースにほとんど車が入れないように対策されました。そこでは当時色んな情報があり一気に人が集まったんですがお祭りかと思うぐらい人がいましたね(笑)
事故時に救助に対応する漁業者の負担軽減の制度創設
僕はあまり船釣りをしないのですが一応船舶免許を持っています。
要救助者のレスキューも試験に組み込まれますが結構大変なのに加えて助ける側も危険なんですよね。
小型船舶を出す方々はその知識も理解して自己責任でやられているのかなと思いますがゴムボートとかは免許がいらないみたいなので全くの素人が操縦していることがあるみたいです。
そりゃ事故も起きます。
自分のスキルともう一度向き合い、人に迷惑をかけない範囲で釣りを楽しみましょう。
最後に
偉そうにお話ししてしまいましたがこれは一部のルール守らない人たちに向けた言葉でもありますので健全に楽しんでいる方は自信を持って釣りライフを楽しみましょう!
そして僕らの今できることは少しでも減らすこと、ですね。
僕はごみ袋を持ってごみ拾いまではしたことがないですが今回が始めるきっかけになりそうですね。
皆さんの友人や釣り仲間にも声をかけて気持ちのいい釣り環境を作っていきましょう!
ルールを守らないやつが居づらい環境を作ろう!(笑)
それでは、今日も見てくれてありがとうございましたーー
いってらっしゃーい(^^♪
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